切手に見る日本の木橋
人々が生活する集落の中を一筋の小川が流れる。その小川は生活に欠かせない“水”を供給している。川を挟んだ此岸と彼岸の集落を結ぶ『橋』がいつか架けられ、人々の生活が便利になり、さまざまな文化も芽生えた。そのような橋の起源に由来する丸木橋や板橋が木造文化の発達した我が国には数多くあった。橋にはロマンがあり、多くの物語に登場し、また写真や絵になっている。そして、それが切手として発行されている。ここでは、「木橋ニュース」に掲載される木橋の切手を紹介する。
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日光・神橋
天平時代の末期、勝道上人が日光開山に際し、大谷川の激流に行く手を阻まれるも、一心の祈祷により、天上より二匹の大蛇が現れ、それが対岸に渡り、橋代わりとなった橋造りの伝説が残っている。「神橋」という名には、神聖な橋という意味が込められている。